2017年12月30日土曜日

7次元意識 それは「神の視点」


こんにちは。関東は例年のように、青空と陽光の日々です。

インスタグラム等でも呟いていますが、サロンはまたエネルギーが更新される時期にあり、今月下旬に届いたセラフィナイトの大きなスフィアのために、波動領域を作っていたようです。例によって動いている時は自覚がないのですが、結局は、エナジーの大きな石が来る時には事前に、相応しい場や環境作りが始まっているのだと後で気付くもの。新しく補充したサボちゃんズ他は、セラフィナイトゆえであった。。

写真右のサボテンのような風情で立っている2つは、植物界デザインが得意なダルネゴルスクの水晶たち。前に石巫女でこの地域のジェネシス的歴史を垣間見たら、アンドロメダのセラフ層やそれから派生した自然霊たちの拠点の一つであると感じたので、無意識にここに似合いそうと後ろの祭壇から移動してきたのもよく分かる。

今年、個人的に貰ったお題は「七次元意識」でした。数年前は「現象界に惑わされるな」であったし、「主体と客体」と言われ続けた時期もありました。特別なボーダーを超えていく為に、一時的に「世界中でたった一人」の孤独でも受け入れなさい・・というメッセージがあったり、「個である自分を超えて行く」しか選択肢が無いという状況と気分へ追い込まれることもある。常に試される・・というか、それをやっているのは私たち自身なのですが、もう決まっているのは、『現象界』の奥にあるものを常に知り(知ろうとし)、その奥にある法則で進んで行く、それだけが基本。

本当は、「神の視点」というタイトルで今月中に一度、記事を書こうと思っていたのですが、なぜかそこに焦点が合わないまま今日に。そして、2017年が終わろうとしている今、やはり去来するのは今年いただいたお題である「七次元意識」なのです。そこで、「では七次元意識ってなに?」となると、結局は創造の源、つまり私たち自身のシステムの中の創造主である神。それは「モナド」と集約されるというよりも、5次元、6次元のブッディやアートマ原理の中にも、3次元のパーソナリティの中にも縦長く細長く浸透している「神」なのだろうと思います。

無限性の中から、内なる神は常に私たちという現象、感じることや考えること、関わることや間違うこと、生きて行こうとし続けることを、創造物(現実)として生み出している。

最初に書こうと思っていた「神の視点」記事の中身は、私が好きでDVDでずっと見ているアメリカ発の、世界中で大ヒットしているドラマ『Game of Thrones』の第7シーズンがリリースされ届いたので、今月それを日々のごはんタイムに見ているのですが、相変わらず感じる「神の視点」のようなこの作品のスケールの大きさや、演出や制作チームのクオリティの高さに、まさに文明の主たちが世界を創造して行く様を見るようで、いつもながらに唸りながら・・本編とメイキング映像などを繰り返し見ていて。この作品から感じることを、(前にも書きましたが・笑)綴るつもりでした。

とはいえ、歴史物が好きだし〜という軽いノリで見始めた数年前は、作品の余りの激しさ、ダークな出来事の展開に、「だめだ〜」と音を上げることもあり。そう言いながら、怖い物見たさで第3シーズンまで進んでいたら、(世界の視聴者の中でもやり過ぎだという声もあったようですが)余りにも酷い展開に耐えられなくなり、見るのを辞めることに。ただ、次のシーズンのDVDがリリースされるとのお知らせ(from amazon)に去年はなぜか反応し、止まっていて観ていなかった4〜5シーズンを見た上で、リリースされた第6シーズンを見ることに。これと全く同じことを多分去年、このブログに書いた気がしますが。。

いやはや。去年になってようやく、この作品の凄さが分かったのです。原作者や二人の共同ディレクターの語る歴史家としての目線に、個々の人間がどうというのではなく、歴史の流れという大きな潮流を見定め、交錯しながらも時に集約されていくストーリーの中に、深い叡智のようなものを感じた。これは、アリスベイリー(ジュワル・クール)の言う「メンタル偏極」を、自分で確認する良いツールにもなりました。感情移入ではなく大局の流れを楽しむという見方。

世界中で大ヒットし、原作がまだ書かれていない第7シーズンに突入するくらいの勢いであるにもかかわらず、日本人のメンタリティにはまず、受けないようです。。。欧米人はある程度、メンタル偏極が進んでいるのかもしれません。日本人は、「情」をとても大事にする文化の中にありますから・・

そうそう、同作品の中では女性も子供も容赦なく苦境に追い込まれて行きますが、生き伸び成長し強くなって行く人々は、やはりどんどん弱かった自分を削ぎ落とし、変容し続けて行く人々。今シーズンになったら、激しい覇権争いが繰り広げられている各国で、気づけば女王がとても増えた。それも面白いところです。男性も女性も子供も、苦難に遭いながら結果として、見事に人としては研ぎ澄まされて行く。その状態で(生きのび変容した人々が)、大陸のあちこちに散らばっていた別のストーリーから、今シーズンは一つにまとまったのは本当に凄い。色んな場面で、鳥肌がたちました・・

この作品で書き始めるとまた長くなってしまうので、このくらいにしますが(笑)

今月はそんな意味でも「個を超えた大きな視点」「文明」「歴史」などに想いを馳せることが多かった。そして思ったのは、私は子供時代から歴史がとても好きで、歴史ものの少女漫画や、時代劇にはまっていた小学生でした。高校時代に本格的に世界史を学び、社会人になってから日本史も好きになり、その後もずっと趣味として歴史感覚のようなものを置いていると、そのせいか或いは水瓶座ゆえか分かりませんが、色々な現象を、歴史感覚で眺めるというクセが着いていることに、ここ数年気づいていました。

今、日本で、社会的に、スピリチュアル業界で、など・・自分がそこに没入することがなく、人間の本性と歴史の中で見られるパターンとして、今起きていることは普遍性があるのか、無いのか、一過性で100年後には何も残らないようなものなのか、など、常に自然とその辺りを感じたり、歴史感覚に照らしたりして、世の中を見ているし、自分の身の落とし所も決めている。魂のこだわりかもしれません。普遍的に本当に意味があることしか、関わっていたくないという強い思いは、高校生頃から芽生え、以後ずっとそれを大事にしている。だから常に、(社会が提示するものを受け止めて自分に取り入れている)周囲の人たちには面白がられ、その発想がどこから来るの?と言われ続けて。。

今更、言うことでも無いと思いますが、日本人は、世界全体の中での日本を知ることや考えること、歴史全体の中での文明、社会、人類を見定めること、などの教育を受けていなくて、ゆえにスピリチュアルも即物的で趣味的で、深かったり大きかったりする世界観が苦手なのだと思う。。もちろん、そうでも無い方たちが、アルガンザには集まっている傾向はあるし、このブログもそうだと思いますが・・それでも、歴史に苦手意識を持っている人は多くて、ある意味これはもうブロックというか、洗脳と言ってもいいかも。

人間とはそもそもなんなのか。それを余りに知らなすぎる私たち。2年前に石巫女で地球史をやることになった時、自分が生きている地球なのに、地球がどんな風に今まで「生きて来た」のか、余りに知らなすぎることに気づきました。改めて、私たちは知るべきことを知らず、考えるべきこと、感じるべきことを考えたり感じたりせずに、大人になっているのだということに、驚いたのでした。

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クリスマスの日、お社のある聖地へ、行って来ました。
前夜、珍しく雨が降ったようで道路が濡れていました。森はしっとりと潤って、それでいて快晴の雲ひとつない青空。出くわす人もほとんどなく、とても贅沢な、ありがたい癒しのひと時でした。

この場所は、私の中ではリラのエネルギーが強く、必要だと促されるとディーザエナジーを流すこともあるのですが、森そのものというより精霊たちが喜ぶのか、サンダルフォンのシンボルを上空に描くようにと感じることも時折あります。

清らかな森の空気と、 圧倒されるような聖地のエナジー。癒されつつも、お題を頂いたようで歩いている途中から頭がぐるぐる。帰宅する頃にはフラフラになっていました。






そして・・この一枚は(笑える・・)「女優さんのようにソフトフォーカスモードで撮って」と頼んだところ、撮っている者が笑い出したので何だろう?と思ったら・・ソフトフォーカスされすぎ!そして「モナリザってる」と二人でウケる。20代前半にして「モナリザに似てる」と上司に言われ、モンマルトルの丘で画家のお兄さんに「ジャパニーズモナリザ」と言われたことを思い出しました。そしてお腹のグリーンの光・・うちのカメラも中々、やってくれるなあ。「クラリオン星人」の写真みたいですよね(笑)

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2014年からの4年連続でお決まりになって居る、その年のサロンを締めくくるセイキムレイキのセミナーが一昨日、28日でした。


いつものように、ミツロウキャンドルをたくさん、灯して。参加のお三方、そして私も、2日程の間やその前の日々などに、波乱もありつつ、終わりよければ全てよし。良すぎるほどの素敵なフィナーレだったと思います。ありがとうございました。いつものようにUFOもバッチリ現れ、たくさんサービスしてくれました。

2014年にスタートして以来、12月の23日、28日という2日程でのSSRのセミナーが、アルガンザのその年の活動を締めくくる「仕事納め」のイベントでした。この時だけの、たくさんのキャンドル祭り。この4年間、カレッジ生が毎年、エントリーしてくれていました。去年は4期生。今年は5期生という具合に。この、年末イベントとしてのセイキムも、今年で最後にすることにしました。最後を締めくくる、感動的な2日間のドラマを見せてくれたお三方、これまで、アルガンザのセイキムの場で展開された、ジェネシス層やエジプトの宇宙エネルギー同士の関わりやカルマ解放に関わってくれた魂たちに、感謝します。
来年、年明けには二度のセイキムがありますね(2月はまだ1名入れます)。来年からのインテンシブコースも、終盤にセイキム伝授が入って居ますし、ご要望があればセミナーは設定していきますが、2014年末の「イシスプロジェクトinアトランティス」のカルマ解きを皮切りに、2日後の12/23 に配置されていた(イシスとも関連している)セイキムセミナーで、アースワーク、地球史、つまりジェネシスレベルでの展開が、毎回ではありませんが、水面下で動いているのを感じて来たというこの流れは今回で締めくくられ、今後はきっと、個々の皆さんのソウルシステムと、ご縁のある魂が助け合うイニシエーションの場としてだけ、SSR伝授が行われていくと感じます。

ジェネシスヒーリングと、the Genesis の完成のために、これまでのSSRセミナーの幾つかが、参加してくれた方々とのソウルグループレベルの共同作業として、貢献してくれて居たことを、今回、しみじみと感じました。Amen.


ジェムシリカ・ポリッシュ

アルプスクリスタル。ミュンヘン2017由来の美麗な石たち、up待ちです。

そうそう。話があちこち、、ですが。
2017年は「七次元意識」というお題を頂いて、ずっとそれに沿って動いていたのだなあと感じる年末。そして、まだまだこれは続きます。自らが創造主であることを「知り」、実際に創造していくことを、当たり前のように淡々と保持し続ける。それはもう一生のテーマですよね。そこには、事象や他者が描き出す現実「っぽく見えている」ものに騙されず、それを生み出している創造の源としてのセルフが、「事象フィールド」に居るセルフがグラマーやマーヤーを稼動しないようになるまで、そのフィールドに降下し浸透していくということ。

何か別のものが、別のものを支配したり排除したりするのではなく、本来ひとつであるのに分断されていると信じ込んでしまっている病める状態(病み、=闇)から、自分を目覚めさせていくということ。実感として、甘い現実の中では、メタフィジの成長は生まれない。そうかと言って自分を追い詰める必要はないけれど、ゆるさの中では、意識が描き出すものが変わってくる。張り詰めすぎると弦は切れる。ゆえの中庸が何よりですが、自分なりの中庸の落とし所を見つけ、作り上げていくことも大事。弦がたゆまないだけの力学をそこに負荷として掛けることで、理想的な中庸は見つかるでしょう。

私の場合はそれは、シングルマザーという立場であったり、サロン運営、ショップ運営という常に自分の責務を受け入れなくては存在していられないという現実の構成により、本来ゆるい(ロック好き=つまり反骨精神が強く=で多趣味でこだわりが多く、孤独が好きで一人旅をしていて常にマイペースだった、けれど友人は多く常に過剰サービスしていた若い頃・・そして打たれ弱く、体も弱かった)構造であった自分という人間の状態に、程よい重さと緊張を負荷として掛けることが出来たのでしょう。

七次元意識。それが「創造主」の視点であると分かったところで、一足飛びにはそこに進化しない。この地上で、ひとつ一つを味わい、踏み固めていくという「負荷」がないと、人間とは成長出来ない。身を以て体験して来ました。そう、近道はない。ただエナジーワークやヨーガの哲学などはそれを助けるために存在している。

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さて、アルガンザの来年4月以降のスケジュールを「年内にアップする」と確か言っていました。決まってはいるので、年内・・間に合うか、またアップデートブログでお知らせします。決めてみたところ、2018年は最後の星巫女2クラス、石巫女1クラスがほぼ1年をかけて展開しているために、意外と日程が埋まっています。そして、やはり変化を持たせるために、これまでと同じような頻度では、セッションやセミナー(受講生、卒業生のみ対象)を入れないようにしようと思っています。個人セッション枠を設ける日は、基本的には月1にします。

エコールの瞑想会、講座は、毎月1〜2回は入れていきます。内容は決まっていませんが、その日程は近日アップのスケジュールに、入れておきますね。卒業生のカルナ、セイキム、アルガンザワークの伝授セミナーはその都度ご相談で、入れて行きます。

毎年のことですが、サロンがお休みに入ると、ショップの方が加速します(笑)。リュミエールは、年末年始のお休みはしません・・・どころか、むしろ普段よりも活性する予定です(笑)。出荷もお休みなく、31日と6日を発送日とします。ぜひまたリュミエールも覗いてくださいネ

今年もありがとうございました。健やか&穏やかな年の瀬をお過ごしください。

Love and Gratitude,
Amari

2017年12月22日金曜日

創世のプリズム/流れに乗り続けること


イリデッセンスクオーツ・・と白い小鳥。

先日アップしたリュミエールの「イリデッセンス/アジャンタ天然レインボークオーツ」のクラスターのページに、上に小鳥さんを置いていました・・と書きましたが、その写真は残していなかったので、ショップに旅立っていった「止まり木」を恋しがっている(?)小鳥さんに、新たな止まり木を。。と、同じアジャンタの在庫の中でそっくりな形状のクラスターがあったので、迷わずそれを選びました(写真のもの)。嬉しそうです。笑

さて、先日は今月初めの「ジェネシス光線」追加のことを記事に綴りました。お陰様で、ご紹介していたManoa さんのモニタリングも7名で受付終了となりました。ありがとうございます。同じく第一世代のプラクティショナーコース(今年4月)修了者、カレッジ4期卒業生で星巫女2期在学中の Miu さんが、募集用のブログが出来たということで、ジェネシスのページからリンクを貼ったところです。

ジェネシスが気になっている方、前回の後期エルフの記事からご自身の中で何か動くものを感じた方、高次自然界(レムリア)にまつわる世界が気になっている方など、宜しければ覗いてみて下さい。

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時系列でサロンの日々を振り返ります


前記事の「ジェネシス3光線の追加アチュ」のために、第一世代の修了生の皆さんが集まった今月初めから、少し遡ります。11月末、スピリットレイキのセミナーに向かう途中、空が生きていると感じて、サロンへの坂を登りながら正面に見えている、高次意識の集合体が降りて来ていると感じる雲に向けて、ちょうどその日に考えごとをしていた、レムリアと、高次自然界と、ジェネシス全体の時間軸について、カルナのシンボルと共に、質問を投げかけてみました。すると、瞬間で答えが降って来て、やはり目に見える形で「彼ら」を感じて投げかけたせいなのか・・そのびっくりするくらい速くてそしてごく自然なガイダンスに、新鮮なものを感じました。

カルナのシンボルも良かったのかも。「雲や鉱物、植物に使ってね」という、自然界が喜ぶシンボルがひとつあるのです。Amari 視点だとそれは、やはりジェネシス層、かつての人間誕生前の地球にまつわるもので、さらに言えばジェネシスヒーリングそれ自体と同じく、「私たちの中にあるジェネシス層」に響くので、カルナシンボルとしての「自分の力を取り戻す」という性質は、実は私たちの中のかつての自然界の一部だった頃の記憶に効くゆえだろうと、思ったりしています。とても素敵なシンボルで、特に自然界寄りの魂の人には、非常に有効です。

そうそう、この日のセミナーはスピリットレイキ。今年は久しぶりに、同システムの伝授が続けて入って、めでたくもジェネシスの世界観と繋がっていくという感動を私自身味わっています。アルガンザの解釈では、ウスイ・カルナ・ライタリアンレイキはストレートにシリウスで、セイキムになるとそこにアルクトゥルスが連携し混じる。基本は私たちの生命システムと同じなので、このラインは一本の線として、体験して行っていただけると、そのまま私たちの拡大・拡張、アンタカラナやソウルシステムの発展・進化の宇宙的アウトラインに沿う形になる。けれどスピリットレイキは??・・全くの別ジャンル。だから惹かれる人は惹かれるけれど、このシリウス的アウトラインとは関係ないところに在る、と感じて来ました。

それは確かにそうなのです。が、今年の春にまとめたアルガンザの多次元地球創生紀『the Genesis 』に照らせば、この独特のエネルギーとシンボルと存在感が何なのかということが、分かった。ゆえに、感動しました。確かにシリウスラインではない。アンドロでもない。ジェネシス修了者の方はきっと、私と同じく感動するはず。


直接、スピリットレイキには関係ないのですが、この日の空と、セミナーで頂いた見えないネットワークのお陰で、来年アルガンザでやるべきお題をひとつ、授かりました。互いに知らないまま、立て続けてセミナーを入れて下さった方々に感謝です。高次の采配、いつも凄い。

そして、もうひとつ今月上旬には素敵な集まりがありました。


瞑想会とお茶会の2段構成でしたが、それが始まる前に・・自然な流れで『マスターウラルを楽しむ会』が始まってしまいました(笑)


サロンでは今の季節、ちょうどお客さんがいらっしゃるお昼の時間帯に1階のマスターである「アーク(箱舟)」が、差し込む陽光でまるでピラミッドに仕掛けられた仕組みのように、ライトアップされます。今までよりも急激に濃くなった虹を多方面から覗き込んだり、照らし出される内部世界の、なんとも言えない(石とはとても思えない)重厚な輝きに、みんなで見入っていると同時に、「アーク」と一緒に何かやっているに違いない風情の(笑)リュミエールのマスターウラルたちもテーブルに並ぶことになり、

春の瞑想会でもそうでしたが、やっぱりロシレム(=マスターウラル)はただものではないので、幾つか集まって並ぶだけでも凄いし、石が私たちに応えて目を覚まして、共鳴が始まると・・その空間が別次元に変わっていく。懐かしい清くて高い文明の周波数なのでしょう、そこに縁ある魂は、もうそれだけで幸せ。「ロシレムカフェ」を作ろうか、などといつも話しながら、まったりと浸る時間が始まります。

この日は素晴らしい青空と太陽のお陰で、また、セミナーやセッションで集まったわけでもないので時間に追われることなくて、流れのままに皆でその周波数を楽しみました。私たちが喜ぶのを感じるのか、「アーク」の虹はどんどん増えて濃くなっていくように見えましたが・・陽光の角度が変わるにつれ、色々と見せてくれたのでしょう。

テーブル上の環境がこの日の数日前に急に変わり、それはまたアルガンザの変わり目を象徴する変化の一部であると、後から気づいたのですが、結果としてまたいつものように、サロンのあちこちのスポットひとつひとつの、波動が上がりました。テーブル上のコーナー入れ替えのために、出番がなくなった小粒の石たちをこの日の記念にひとつずつ選んで持ち帰って貰いました。

ブルームでの青のお茶会の写真は、アルガンザのインスタに載せました。また、いつもブログでの報告は遅くなってしまうので、リアルタイムでのサロン日記のようにインスタグラムを使っていますので、宜しければ今後も覗いてください。
https://www.instagram.com/arganza_yokohama/

ちなみにウラレム。最近大きな神殿さんがひとつ入荷していました(写真左)。こちらはお陰様でこの後、ご縁が決まりお嫁に行きました。リュミエールにアップしているダブルダーミネータ3人組、スモーキーを近日アップしますので、気になっている方、またどうぞ覗いて下さい。白銀と淡いゴールドの2点はUp済みです。この日も私たちに素晴らしい波動空間を演出してくれた、マスターウラルたちです。

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そして、事務所&レクチャールーム「ブルーム」にて、ショップの石を撮影していたある日。石巫女で活躍する地球儀が絵になるので、何となく撮影していたところ、
あら?なにやら素敵な光たちが。虹の幕の上と下にもご注目下さい・・

これは、何か始まるのでは?と、カメラを動かし始めてみると・・・もう止まらない。夢中になってしまいました(笑)何しろちょうど、地球儀がそこにあったので、地球に降り注ぐより大きなものの愛が、表現できるかも、と。天使たちの集合意識、創造にあたったアンドロメダやアルクトゥルス、リラなどのエネルギーを思わせる様々な色やプリズムが現れてくれました。物理的には、レンズに付いた埃や汚れなのかもしれない点々が、それでも不思議なカーブを描く虹や光の帯とともに、カメラを覗いている私めがけて降り注いでくるので、くらくらしながら、夢中になっていました。

そして驚いたことに、撮影した順番に、地球創生期の光が体現されているのかもと、撮影が終わって画像を整理していたら気づいて、鳥肌が。ジェネシスの修了生さんたちは、きっと泣くのではないか。。笑 並べてみます。

はじめに 光ありき


リラの創造時代

少し変わって・・アルクアンドロ、原古文明の創造

さらに展開。超古アルクトゥルス移住系文明時代

数億年前の陸上生命圏も繁栄したアルカテラス?

衰退・地球大変動と大量絶滅をへて、改めてのアンドロ創造の光到来

生命の彩り。高次自然界も。

そして・・  1700万年前のできごと。今の地球へ。

なんちゃって。。。
うちのカメラが見せてくれた天使たちのいたずら?
ただ、その時も空間に溢れる光の勢いは尋常ではなかった。きっと高次も遊んでくれたのでしょう。

昇仙峡に行った時の「日本の裂け谷・エルフ界」のことも思い出しました。あの時も同じように、太陽のプリズムやカメラが見せる偶然の?産物でありながら、尋常ではないものを感じて。宜しければ当時の記事も覗いて下さい。

ひさ〜し振りに入荷しているマダガスカルのヘマタイトonキャンドルクオーツ
桃色の翼、という風情でとってもエンジェリック。2点アップ待ちです。


今月初めのジェネシス完成によって、急展開。というより、いつもの潮流にやっと、戻れました。そして一旦、流れのいまいちな時期に入っていたのは、次のステージに上がるために、今までのステージを眺めて吟味し、要らないものをそぎ落とし洗い流し、これからの現実にそぐわないものを手放し、整理し、(エゴセルフもともに)「納得する」ため。

そんな、私自身が弱っていた時期に支えてくれたのは、最後の年度として展開していたカレッジの5期。そして「意識の学校」「星巫女」等マスタークラス。決して私の調子が良いとは言えない時期なのに、静かに見定め、大切なものを感じ取り、揺さぶりがあっても選択し、進み続けてくれた皆さん。全員がカルナ、セイキムを修了するというのは初めてのことで、快挙です。皆さんの魂に、強さと純粋さに、深く感謝しています。

卒業生の皆さん、サロンのお客様たちも。道が分かれ、極化が進むとはこういうことかと感じる今年でしたが、苦しいのは同じでも、それに負けてしまわずにしなやかに自らの道(エゴではなく魂の)を歩み続ける皆さんとは、ずっと一緒です。結局は、エゴセルフが主導か、ソウルセルフが主導か、その二つしかないことを悟った2017年でもありました。ソウルセルフで流れに乗っている方たちとは、ずっと一緒。今サロンでお目にかかっている方も、しばらくお会いしていない方も。まだお会いしていない方、これを読んでくれている方々、実際にはお会いすることが無いままの方々でも。螺旋の段が違っても、同じ流れに・・(宇宙の源に向かう)フローに乗っているソウルたちは、皆、一緒です。

大事なのは、流れに乗り続けること。ちょっと降りるつもりでも、エゴセルフに主導権を預けて(戻して)しまうと、あっという間にソウルのフローは遠くなっていき、1年かけて築いたものを取り戻すには、10年はかかるでしょう。卒業課題に書いてくださった方もいらっしゃいました。「乗った(魂への回帰の)流れからは、何があっても絶対に降りない」・・・実感としては本当にそうなのです。そして、今まで12年のサロン運営で見てきたことの結果として、やはりその通りだと確信しています。

10年、20年、という遠回りをすることも勿論「自由意志」ということになります。が、メタフィジの仕事に従事している/いない、その学びの場に所属している/いない、に拘らず、日常の生活レベルで、ソウルセルフであり続けることからは、降りないほうがきっと良い。一生。魂とは、生命とは、そのように出来ている。

同時に、ソウルセルフの流れから降りる時、降りていく人は必ず「これが私の道」と錯覚してしまう。騙されてしまうのです。だから難しい。そして「あなたはいつだって自由、自分らしくあるがままに、ハートが望むように進めばそれでいい」という幻惑のメッセージも横行している(笑)。ここで、「あるがまま」や「ハート」だと思って、エゴセルフの逆行志向に騙されてしまう。エゴを無くせというのではなく、主導権の問題です。

冷静に、何が起きているかを感じ取れる自分であり続けることの秘訣はいくつかある。カレッジではそれを教えて来ています。地道な自分メンテナンスと、情報が乱れた時に、何が自分で何が自分ではないかを見極めることができるスキル。だからこそのエネルギーワーク。エナジーワーカーは1日にしてならず。そして、「1日怠れば3日遅れる」の常識に、あてはまるのです。。。

この世のすべてが幻想なのではなく、自分の感情や思考や、エネルギーの乱れが見せてくる現象たちが、幻想です。なのでそれらに騙されない自分で生きることが、自分や周りを本来の幸せ、本来の喜び、本当の豊かさ・生きる強さへと導く。そんな人たちが増えていくことで、「持続可能な」文明として、今の人間の世界も生き残れるでしょう。

またシリウス風(かぜ)が吹いてしまいました。笑
これも私のソウルの仕事のひとつなので、仕方ないです。笑

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まだ書きたいこともありますが、これくらいにしておきます。
Love and Grace,
Amari

2017年12月6日水曜日

エルフ・エロヒムと座天使/ジェネシスの新展開と完成


(私物)ヒデナイト。は、クンツアイトの色違い。

週末、アルガンザ・ジェネシスヒーリングTMの第一世代プラクティショナーの皆さんの集まりがありました。9月半ばから、ジェネシスで使用する「10光線」に3つの新しい光線を追加するという流れが生まれていたため、すでに伝授が終わっている第一世代の方々には「追加アチューンメント」となりました。それにまつわる情報を9月半ばに受け取り初めてから、「?これは何だろう?」「また何か出て来た?」「自分のこと?それともお仕事でしょうか・・」「あっ仕事なのだ・・それも自分のことでもあり、手強そう」という、一歩一歩、体験と気づきの日々が続き、

10月は、不穏なエネルギーが渦巻くのを、状況への対処と連動する形で、ジェネシス層、つまり太古の歴史に対峙し、自分の中にあるその残滓に向き合い(そうせざるを得ないように現実で起きていることを通じて促され)、両方に「効く」という形で、二つの時間軸、時空間を超えた処方箋を見つけるに至り。そうして、3つの光線が新たに、ジェネシスヒーリングのお品書きに加わることになりました。

と、まとめると簡単なのですが、話は2005年にまで遡る要素もあり、当日のテキストは書き下ろしで20ページ近くにもなりました。情報を受け取り初めてから2ヶ月とちょっと。3光線のうち二つは以前からアルガンザでお馴染みの「ソフィア」でしたが、あとの一つは全く新しいもので、これを確実に受け取って、さらに身を以て体験して、別次元の自分に関わるソウルたちにも届け、何を意味する・何のための救いになる・どのように使うエネルギーなのかを解析し、かつ、皆さんにアチューンメント出来る形にするという作業が、なかなか厳しいものでした。

が、当日、なんとか無事に準備を終えてサロンに向かっていた坂道で、気づいた私。「そうか、今までのジェネシス10光線はどれも、もともとアルガンザで使っていたものだったけれど、今回まったく新しいものだったから、大変だったんだ」・・・今まで11年のヒーラー生活の中で、日常も仕事も境目なく、24時間、365日、高次との回線がオンのまま生きて来て・・「昼間は俗世で三次元、夜と週末だけ5次元」という訳ではなく、すべてを5次元的に体験していくことに意識を向けてきて・・

自分自身の浄化や変容に連動したり、住む場所やご縁の時空間の様々なフィールドに関係するアースワークの必要に迫られて、その都度、出てきたテーマに対応することが、オリジナルワークを作る流れとなって行き、その積み重ね、クライアントセッションの積み重ねがまた、情報群を生み、それらの支流が全て、この春に「ジェネシスヒーリング」へと集大成されました。が、今年の4月に一旦の、「ジェネシス完成〜」となった後のことなので、やはり今回はいつもとは、創造のパターンが違っていたようです。

けれど・・無事にここまで辿り着けた。
これを持って、本当の完成。今年の春、ヒーラー人生の中で最大と言ってもいい仕事を終わらせた筈なのに、その時の余韻は虚無感はあれどスッキリしないものでしたが、理由があった。今ならばやっと、分かります。なぜ、春までのジェネシス創造の流れの中でそれが一緒にまとまって行かなかったのか・・・その理由も、よく分かります。私自身の魂、ソウルの歴史が紐解かれて行くというストーリーの流れから見れば、確かにこうなるだろうと。春の時点で、これで自分の魂を再生させたことで恩義のある5次元のマスター界に対する、契約を満たして、自由になったようだと書いていました。が、今回出てきた(少し前の記事で書いた)「後期エルフ」の歴史は、「では、なぜ人間界に出てきて『任務』に当たっているのか」という理由に、関わる内容だった。

そう、なぜ人間をやることになったか。まで、分かってしまった。
私のソウルセルフの歴史を辿るという部分を軸にして考えると、春の「ジェネシスをまとめた」ことから、さらに一歩進んだという形になるわけです。

実は春のセミナーで、「アルガンザにとって縁が深く、今となってはサロンの主軸とも言える高次自然界にまつわる、ソフィアや、エルフ界関連がまったくジェネシス光線に含まれていないんだよね。なんでだろう。」と、他人事のように語っていました(笑)。まあ、それでいいのだろう、自然な流れだからというくらいに構えていた。。。

10月に、今回につながる流れが動き出した時に一度、記事を書いています
「地球時間・地球サイズ/アポロン&アルテミスとエルフ、アヴァロン」



(写真)この動きが始まった時、繋がりが強くなったのはスポデューメン。色によってクンツアイト、ヒデナイト、トリフェーン、ゴシェナイトとなります。ちょうど巡ってきた仕入れにて、スポデューメンと出会えるかな?と思っていたら、紹介された新作ペントップがなんとなんと、彼らでした(追記:このピンクはモルガナイトでした!訂正致します。一時的に勘違い・・確かに見ればモルガナイトなのに・・すみませんっっ)。今見ると、この写真などは特に、エルフたちが並んでいるように見えてしまいます(笑)・・・土台として写っているのも大きなスポデューメン。

さて、新たに分かった「後期エルフ族」の物語にも、少し触れておきたいと思います。関わりのある方に、響きますように。そして解放につながりますように。
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地球の始まりから、ベーシックな、元素レベルの創造を担うセラフィムたちは、地球史の中で様々に「犠牲になる」ことがありました。彼らにとっては自己犠牲はダメージではなく、むしろ存在意義の一部のようなもの。常につながっている彼らの源のエネルギーで修復も可能。ただ、中には高波動である彼らのソースに還元できない、地球次元の低波動や二元の争いに巻き込まれたセラフの魂たちが出てきます。それを、レムリア後期から地球を管理する立場にある現在のマスター界は、彼ら自身のシリウスの遺伝子を投入し、アルクトゥルスの再生技術と提携し、彼らの手足として様々な役目を担う、それでいてアンドロメダのセラフの魂由来のハイオクターブな響きを持つゆえに、彼らには出来ない役目にも就くことが出来る波動の高い種族を作り出しました。

それを、アルガンザのジェネシスでは(分かり易いので)「エルフ」と呼ぶことにしています。彼らは、レムリア、つまりほぼ全ての生命がまだ物質ではなく半物質のシェイプシフトで、すべてが「ソフィア」という生命システムで繋がり合い、完全調和するように世界が出来ていた時代の、ソフィアの源泉とその支流、各フィールドへの流れを守り管理し、神(=マスター界)と、創造された生命たちが地球というシステムを体験する場である世界の秩序をつなぎ、維持し、神々(マスター界)の意図を反映させる為に存在している、半ばアンドロイドのような存在です。

レムリアのソフィアは水星由来。それは色々な理由があって(・・アルガンザのジェネシス世界観ではまとまっていますがここでは割愛・・)終わりました。その後もう一度、アトランティス人種期に入り、物質的な人間界が作られた時代の中期まで、二代目の金星由来のソフィアが設置されました。それは、理性が育った人類からの攻撃により、壊滅。マスター界は人類の「自由意思」を尊重し続けます。ソフィア源泉の守護と維持、管理のために存在していたエルフたちは、役目を終え、5次元のマスターたちの元で時を過ごしたり、自然界に還元される道を選ぶもの、人間界への転生を選ぶ道も選択されました。ここまでは、今までアルガンザで紐解いてきた、エルフの物語です。・・これを今回「前期エルフ」とすることになりました。

アトランティス末期に向かうと、人類は物質主義と二元性を極め、そこに今のような文明では表立ってはいない宇宙エネルギーのテクノロジー(=魔術)やサイキックエナジーと結びついた科学が横行し、行き着くところは光と闇、つまり世界秩序の保護に尽くす側と、自らの権力のためにそれを破壊しようとする側で壮絶な戦いを繰り広げることに。この戦闘の中で、エルフたちは、肉体をもった形へと作り直され、物質領域(人間世界)へ。光の側の戦力として参戦します。エルフはもともと、両性具有であるアンドロメダのセラフたちの魂由来なので、地球の二元世界に在るために男女の双子で生まれ、添い遂げます。戦乱に駆り出された多くは男性体のエルフたちで、半身である女性体の多くはその間、眠りに就き、半身たちに意識で寄り添うことを試みました。

セラフィムたちと同じように、エルフたちは戦死をしても5次元で修復が可能。半ばアンドロイドのような作りなのです。が、中には捕らえられて捕虜となり、頭部に魔術的処理をされ意識をコントロールされ、果ては闇側の戦力として使われ、意識が侵されていったエルフたちが居た(まさにロードオブザリングの世界・・)。ある処置をすることで、彼らの生命体を5次元で回収することも可能でしたが、黒い力に侵されてしまった意識については、回収できず。修復は半身である女性体と共になされましたが、置き去りになり地縛した意識は、統合修復後のエルフたちにも不完全さ・不具合を齎すことになる。特にひとつのソウルとして両性が統合されたのちも、男性体から継承された戦乱のトラウマと、救えなかったという女性体の傷は深く刻まれる。

それらをカルマシステムに置き換えることで、のちに始まった(大洪水のリセット後の)人間界での清算のチャンスが与えられる。再び『完全体』に戻るために、失ったものを取り戻し、損なわれた魂を癒すために、自らが本来の源とする、美しく調和した高次自然界が歴史的に受けた破壊と、その傷により現在と未来の地球に投影されるネガティブな余韻の収束に(地球のために)務めるために。エルフ族のソウルたちは、人間に転生する。シャンバラと常に連携し見守られながら、人類の二元に堕ちた利己が揺らめく世界へ。

調和と喜び、静穏だけで存在していた世界を永く・・永く永く(億がつくほどの時間)生きていた彼らにとって、今の物質的な三次元は非常に難しい世界。けれど、完全体へ戻ろうとするのは、宇宙に在るすべての魂にとっては「自然」な力学であり、思考でも感情でもなく、ただそこへ向かう流れである。彼らが受けたエネルギー的なダメージの情報が人間としてのオーラシステムや肉体レベルにダウンロードされた場合、それはかなり根深く強い、感情や思考のプログラムとなる。

「自分は光なんかではなく、闇である」==ソウルが刻んだトラウマがシャドウセルフとして囁く。どこまで行っても自己信頼できない。闇の刻印や黒い力が自分を捉え続けているように感じる。-- それらが顕在意識化しないながらも、地上で喜びや創造性を生きることを、暗い影の力が引っ張る。引き戻される。自分は不完全であるというせめぎ合い。それでも自分で自分を満たすことに、どうしても踏み切れない。どこかに自分の一部が捕らえられているように感じる・・・など。後期エルフにまつわる魂の傷は、色々と想像されます。今回、ここに当てる処方箋として上記の二つのソフィアと、新光線「ノストラム-- 神の秘薬」を加えました。

このエネルギーを受け取って理解するためには、自分自身がその効き目を味わう必要があったので、その点が大変でした(笑)。光線についての特徴や情報は、各プラクティショナーとシェアしてありますので、セッションの場で必要に応じてなされることと思います。今回、少しだけ補足しておきたいのが、表題にしましたが、エルフという言葉についてです。まだ探索中なので、簡単に。。

聖書に出てくる創造の神々(複数形)は、神智学文献では「天使たちである」という記述があります。「神による被造物である」天使たちが、地球のあれこれを創造する。人類の文明のベースになるようなものも、彼らが準備する。エロヒムの単数形は「エル」ですが、どうやら「エロヒム」と「エロス」は同じようです。「エロス」はアルガンザでは以前から、レムリアの神なるエネルギーの象徴的な言葉であり、ウリエルとも繋がりがあると言ってきました。今回、さらにラファエルもそこに通じて来ました。ラファエルは「座天使」の長とも言われています。

大天使・・として今くくられている中には、アトランティスまでの世界の様々が、含まれているように思います。事象やエネルギーや、存在していたテクノロジー、集団ごとに担っていた任務など。そうなってくると、本体はなんだろうか・・「エロヒム」で括ることが出来そうです。そして「エルフ」

彼らは5次元存在として、セラフの魂とシリウス人の遺伝子から生まれて・・半ば神のように、世界秩序の管理者、守り手であった筈です。トールキン「指輪物語」から、エルフという種族はあのように、長身で美しい誇り高い種族として描かれるようになりましたが、それまでは、小妖精を表す言葉でした。トールキン博士は言語学者なので、研究から、すべて分かってあのようなエルフ族を描いたのかもしれません。。。「エロヒム」と、今後は彼ら(エルフ)を位置づけ、そして「座天使」と呼ぶのが良いのかもしれない・・と、今回思いました。

言語だけではなく、言葉も。神なる力も、分離され、無数に文献や伝説に散りばめられたことで、情報は撹乱され、私たち人類はかつての世界の概要を、掴めなくなってしまったのだということを、改めて感じました。

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さてさて、書き出すと長くなってしまいました。
ジェネシスヒーリングTM、第一世代として伝授を受けたプラクティショナー認定が今、進んでいる所です。認定者が2名誕生しています。まだ準備段階の方もいらっしゃいますが、アルガンザ・リュミエールのスタッフとして、Lineメルマガ「ブルーム通信」でコラムを書いてくれている Manoa さんが現在、認定準備としてのモニタリングセッションを受け付け中です。興味のある方、今日の記事でビビっっと来た方は、覗いてみてください。

アルガンザ「ジェネシス」詳細ページ(プラクティショナー紹介リンクあり)

・・・
そして、まだ検討段階ですが、第三世代の伝授を5月ゴールデンウイークに3デイズ、8月に4デイズで、実施するかもしれません。カレッジ卒業生から2名、ご要望のお声が上がっていて、当初に行っていたように2019年まで伸ばすか、2018年の春夏で実施するか考えている所です。4名くらい希望者があれば、開催しようかしらと。もし、興味ありで日程の詳細を聞きたい方は、メールをください。一応、日程は押さえてあります。

今までなぜか思いつかなかったのですが、1月からのSSクラス2018に参加していただければ、カレッジ卒業生じゃなくてもジェネシス伝授可能ですネ。カレッジの代わりになるものだから。SSクラス2018詳細はこちら。2019年からは「インテンシブ」がジェネシス受講への道になります。

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体感として、これで完成した、という感覚が今回の追加光線の伝授を終えた週末からやって来ていて、安堵しているところです。「これこれ、これよ〜。この感じよ〜。」・・プラクティショナーさんたちには冗談で「オーラソーマボトルのように延々と増えるかな」と言っていたのですが、本当に冗談で、アルガンザから出るものは恐らくこれで完成でしょう。上記のように、私自身の魂のラインを辿る意味で、このような形で春ではなく、今だったのだと思います。あとはプラクティショナーさんたちが、各自のオリジナル光線を受け取り、展開していくことでしょう。

サロンの空気も、急にまた変わりました。私自身も。
春には「私(魂)はこれで自由」でしたが、今は「私(魂)はこれで完全体」。

今回の集まりで、参加者の方が、「ジェネシスは、今とこれからの若い世代の癒しに活躍するのではないか」と言っていましたが、実は私もそのように感じていました。辛い目に遭ったわけでもない。恵まれている筈の若者たちが、小さいうちから理由の分からない孤独感や不安に苛まれ、生きる元気を持てないようなことがこれから増えてくるように思います。それくらいに、この重たい物理次元に合わないくらいのエネルギーや魂が、次の世代を呼ぶための光の投薬として、降りて来ているのかもしれません。。が、彼らが若いうちに、この次元の重さや二元の社会の仕組みに潰れてしまっては大変。そんな所に、ジェネシス層を癒すことはとても、有効であろうと私も思います。

ジェネシスヒーリング、第七世代までは伝授出来るといいなと考えています。

来年、第三世代まで進むと・・あと5年か。ちょうどいいなあ。ふむふむ。笑


・・と、そんなことを考えながら歩いていた昨日。青空と森の紅葉、太陽の光に・・この世界の、完璧さをまた感じ、一人うるうるとしていました。

Love and Grace
追伸
アルガンザの連絡事項色々は、随時、アップデートブログでご確認下さい。

2017年11月25日土曜日

信じる気持ちと、ちょっとした隙間

ブロンザイト ポリッシュ(私物)

以前から好きで、最近ようやく自分用を確保した、ブロンザイトの磨き石。どこか古い仏像を思わせるような渋い姿と、凝縮された時間の重さを感じさせる密度の濃い鉱物であるところが好き。名前にはブロンズ=銅と付いていますが、成分的には鉄を含むよう。実際に重たいのです。和名「古銅輝石」(こどうきせき)も風情があって素敵。
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前記事でご紹介した、マスターウラルレムリアンTM ダブルターミネータの3点の、リュミエールup前の先行販売(8%オフ)は、11/26(日曜日)まで。Facebook でのみお知らせを出していて、昨日の記事更新の際にここに書くのを忘れてしまっていましたので、追記します。前記事をご覧の上、ご希望の方は26日24時までにメールでご注文ください!


個人的に、今年は本当に作り変えのための地殻変動の年でした。
正確には、今年の4月から今。11月まで。もう揺さぶられる時期は終わりました。メカニズムの概要が見え、対処できたからです。変換点においては、「今までと同じではダメだ」というサインが色々な形で、潜在意識やソウルのセルフから、こちらの世界に具現する必要がある。「今までと同じではなダメだ」・・その構造が長年、作り上げ、鍛え上げて来たものであればあるほど、はっきりと鮮明に気づいて、大規模な変換にも自分が対応しなくてはならないのに、なかなかその深刻さや事の大きさに気づけないのはなぜか・・・言わずもがなですが、三次元のパーソナリティつまりエゴセルフの思い込みや狭量、拘りや、不器用さゆえなのです。誰にとってもそれがネックになり、

「今、変える時ですよ。まだまだ足りません。もっと気づいて下さいよ」というサインを、幾つももらうことになる。

自分でどうやら、変換点を物質化させるにあたって、とても意外な方法を取っていたことが自分で分かって、それに対してエナジーワークをしたら、あっさりと、今年の4月からうっすら悩まされていた体と頭の反応のプログラミングのようなものが、外れました。体調などではないので、悩まされるというほどではないのだけれど・・これまで無かった「反応」が自分の中に、急にプログラムされてしまったかのようで、不便さを感じていました。それってエネルギーとして、どこから来た、何だったのだろう・・・・・と、冷静に考えてみると、

自分自身のものではない事がまずは分かり。では、どこでどうして拾ってしまったんだろうと思い巡らせた時、ある場面を想起しました。今年の4月のあるセミナー中に話していた時、突然に、見えているサロンの風景が「ガクガクガクっ」とまるでエレベーターで降りるように「下がった」瞬間があり、自分のエネルギーも冷たさを帯び、急に胸と頭に不安のようなものが「入った」・・・そんな経験はこれまで無かったので、正直なところ、セミナーを中断したいくらいびっくりしたのですが、そうもいかずにそのまま続けました。が、明らかに振り返ると、その日そのセミナーから、不調が始まったのです。

では、「ガクガクガク」の前に何が起きていたか。を、やっと冷静に振り返ると(遅い・・いつも乍らに)、ある話を聞いていて、心が動いた。無意識だけれど長年、ヒーラーをすることで調整されているハートが、人間レベルで「ぱかん」と開いた瞬間がありました。そこに、ヒュっと何か風のようなものが入った感触、その時点で自覚していたのですが、分析できていなかった。しかし・・・今思えば、その時に話していた方が、少しずつ解放しつつあった大きな恐れのパターンの生きたエネルギー、前に記事にも書いた「カーママナス」のようなものが、

自分にも関係する話だっただけに、良い意味で感動して、いつもなら開かないようなところまで「パカ」っと開いたところに、その方に完全な解放の止めが起きた瞬間でもあったので、ヒュっと私のところに移動して来て、ハートシードに入り、プログラミングになった・・・・ということが、半年以上過ぎて、ようやく分かりました。不思議なことにそこまで追求し外すという事をしないまま、ひとつひとつ、「下がった」層での体験をくぐり抜け、その都度、選択していくたびにエネルギーの周波数を取り戻し、強化することで一通りのテストを終えていくような数ヶ月でした。

ここ数回の記事が、その行き着いた先です。確認するために、敢えて練習問題に取り組んでいく・・・そのためには、もう自分からは解放して生きていて作動する恐れのパターンがなくなっていたから、近くに居た人が今解放しつつある、その人を長いこと、恐れさせて来た生きたエネルギー体を、体の中に入れてしまった。。。(今となると笑える。本当に、笑いが出ています。。)互いの魂は同意の上で、脚本を書いていたのでしょうね。なので、ここで起きたことに関しては、まったく相手の方に不満やツッコミは無いのです。不思議なくらいに。。

一方で、その後に見た色々な世界、そこに紛れ込んで来たものについては、たくさんのツッコミを自覚していて、エネルギーの侵略や、そうとは見えない形で善良な人をアンテナに使って(使い捨てをして)、妨害や攻撃をしてくるエネルギーには、改めて「呆れた」わけです(笑)。そんなことを感じていた最近、サロンにいらっしゃったお客様がまったく同じことを語っていて、「やっぱり、ダメなことはだめ。してはいけないことは、しちゃダメだ」という当たり前の、しかしそれがエネルギー次元であるために、何て分かりにくいのだろうという話を・・・語り合いました。

クラスではお話しして来ていますが、ここで得られた知識はまた、知恵として、皆さんのニーズにお応え出来る講座にしていく所存です。リリス系エネルギー、ダークサイドのブラックマジック、それらに動かされたり媒介になっている「普通の人々」や、自分は光で動いていると信じてしまっている人々、実は攻撃されたり侵略されて対処している人間よりも、それらの「使われた」人々のほうが、その後、ダメージが大きいし、当人がその自覚がなかったり、仮に言われたとしても信じないことで、いつまでも影響が影を落とすし、引きずってしまう。影響から抜け出せない。中にはそのまま、魂や人生の可能性を売ってしまう人も居るかもしれません。その方が楽に思えるのは、心の弱さゆえです。

ただ、本当に分かりにくい。そして、「そんなことが本当にあるのだろうか」と思えてしまう。・・・そこが既に、そういったネガティブなエネルギー、その世界に、部分的にやられてしまっている事を意味する。そう、そのレベルならば一般のほぼ全ての人々が、同じでしょう。かつては私もそうでした。だからこそ、この世界は戦いや戦争、汚染や侵略があり、それを反映して病や悲しい現象化、理不尽な現実があるのです。

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グレゴール・メーレ(ドイツ)解説『ヨーガスートラ』(ガイアブックス)より

「月の態度(女性的エネルギーの流れに偏った状態のこと)」に従うと、天性の能力を使う前に放棄してしまい、自分自身を変えることはできない。私はありのままでよく、何も変える必要などないし、実際誰も皆そのままでいいのだ、という事になる。極端になると、誤った見解を認識することができなくなり、『一般には許容範囲かもしれないが自分にとってはふさわしくない』見解や価値観を拒絶することが出来なくなってしまう。
もし誰も皆そのままでいいのなら、なぜ人類の50%は貧困で暮らしているのだろうか。なぜ、何千年もの間、私たちは常に戦争状態を生きてきたのだろうか。なぜ、刑務所も精神病棟も一杯なのだろうか。なぜ、地球は人間を振り落とそうと怒っているかのごとく、変動しているのだろうか。「月の態度」は相対主義とも言える。ある角度だけ見るとすべては真実であり、何事もさして心配する必要はない。相対主義は心の罠であり・・・」 
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私の感触では、こういった意味での二極化、あるいは自然淘汰が、これからの「スピリチュアル」に起きて来るのだろうと。同じ立場にある方々と最近、お話していて、リーダーやティーチャーたちの覚醒がこのところ急激に進み、新しい層へ移行をしているのにあたり、そのフォロワーというか、学びのために後に続く層がまだ、その進化変化に意識とエネルギーが付いてこれていないというのが、今年の特徴であるとお聞きし、本当にその通りだと感じます。来年にむけてこれから、その次の層の覚醒が続くのでしょう。

その動きの中で、お世話になった先生とはもう10年も前に語っていた、「スピリチュアル」のくくりの中での極化がよりはっきりしてくる。メタフィジカル=スピリチュアル=エネルギーの世界=宇宙を語る・魂を語ること は、数千年前からヨーガやインド哲学がはっきりと語っているように、私たちが「ひとつである」源へ回帰していく事であると・・・そのためには、個々のエゴセルフを昇華していくからこそ、ワンネスなのであって、個々のエゴをそのまま残したまま(自分は何もしないまま)、楽しそうなワンネスやアセンションが語られるという形で「成長を止められている」状態から、

抜けて行かなくては・・・・と、気づく人々が増えていく流れが本格化、既にしているのでしょう。その動きにあたって、まずはティーチャーやリーダーに当たる人々が揺さぶりを受けて(自らに体験させ)、それでもなお・・という肝だめしを、体験していたのが今年の数ヶ月だったのだろうということを、自分が上記の「カーママナス」を取り出して、元の自分の層に戻り、全てを振り返っていた所で、同じ立場にあるほかの人々とシェアしあうことができて、これにて一区切りと感じました。

さらにその数日後に、ジェネシスヒーリングのプラクティショナーお二人めの認定セミナーがあったのですが、私が上記のメカニズムを感じてから数日かけて行っていたセルフワーク、「周波数を持ち上げてあぶり出す」「ハートシードから『異物』を取り出し修復」「6次元の源へと再びラインを構築して完了」というスリーステップを、彼女が開発して持ってきた彼女のオリジナル光線3つで、再びすべておさらいのようにやってくれるという素晴らしい展開に、いつもいつも、我々の背後にあるバックアップ体制、采配は凄いと感心しました。

本当に、彼女自身が感じ取って、既にモニタリングでも確認を経ていたそれらのエネルギーの効果や働き方が、まったくその通りだったようです。出来過ぎた展開を通じて高次からの太鼓判を、彼女も、私も、頂いたわけです。そして「ジェネシスヒーリング」凄い。改めて他人事のように、感じ入りました。




サロンでは、最後の「ヒーラーズカレッジ」5期の全クラスが終わり、皆さんはただいま課題への取り組み真っ最中。

来年の講座のことを考え始めていて思うのは、もう、今日書いたようなことやここ最近書いて来たこと、「スピリチュアル=メタフィジカルとは、魂で生きることが真の人間の姿であり、現代人はそれができてない・・そこから、エゴセルフの抵抗を収めて、ソウルセルフとして生き、人生を創造し、かつ自分がやることになっている使命を消化することで世界の一部として貢献する」が、もう当たり前のことで、そこに誤解が生じないような空気には、これからなっていくのだろうと。

スピリチュアルリーダーと言われる人たちでも、もしかすると、そこを見誤って(絡め取られて)しまっている人々も多いのかもしれない。なぜか?闇側の力が働くとすごくパワフルで、すぐに結果が出て、効いているように見えるし、マジカルな「魅力」もあって人を惹きつけるのです。でも、善良な人たちもたくさん、各分野で活躍している。常に攻防しながら、それをあえて口に出すことをせず。

神智学が語るに、人類はもっとも重い時期、つまり二元性を極めて物質主義や利己主義を極める時期はもう、通り過ぎ、今は上がり調子。『サットヴァ』の記事に書いたように、常に1層多いその差はなにか。利他=愛 であろう、それだけです。パワフルかそうでないか、名声があるかそうでないか、ビジネスで成功しているかそうでないか・・・・では、見極めの基準にはなりません。同じように見えてしまうので。だからやはり、個人個人が、サットヴァを高めていくしかないのです。

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エンジェルケープアメジスト Lumiere にupしました

このところ、Arganza Update ブログで、ご連絡事項をほぼ毎日、更新しています。
来年度の星巫女木曜クラス、石巫女(日曜日)の1〜4期生と、一般の方の受付についてupしていますので、宜しければご覧ください。

来年度からの新しいスクール「インテンシブ」クラスの募集状況と概要の変更点についてもupしています。

ちなみにお問い合わせを何度か頂きました点について・・来年度からのスクールは男性も参加可能です。それと、石巫女・星巫女などカレッジマスタークラスは最後になるので同時に2クラスもOKです。ご検討ください。

レコンセクレーション新認定制度で初セミナー 来年2月


今月30日(来週木曜日)カルナレイキ・マスター あと1名入れます。そして12/21(木)11:30〜個人セッション枠に空きが出来ました。どちらも埋まりました。ありがとうございます。

そして・・3月4日(日)に、『エコール』初始動で、1デイセミナーを4月を待たずに開こうかと調整中です。また近いうちに、アップデートブログでお知らせしますね。


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シャッタカイトシリカ・スフィア小さめ Lumiere にupしました


今日はこのくらいで。。

Love and Grace,
Amari

2017年11月19日日曜日

センタリングの力/ヒーロー&ヒロインの法則


シチリア島サルファー結晶

2013年だったかと思います。秋のミュンヘンショー由来品として出会ったイタリア、シチリア島サルファーの結晶原石。サルファーは硫黄そのもの。綺麗なクラスターやラフな原石、水晶にちらっと混じったレモン色のクオーツもありますが、このように単結晶で、だいたい4cm四方のサイズの美しい原石というのは独特。そのまま標本として大切にしたい風情の中、たくさんある中から大きく美しいものを選び、リュミエールにも出していました。

ひとつをサロンのロフトに置いていたら、2015年だったか、当時のブログにも書きましたが、やや大きな地震(震度4くらい)があった翌日にサロンに行ったら、棚の上から落ちて、粉々になっていました。そうそう、サルファーは柔らかいので。。

砕けてもなお美しく、エネルギーも高い石なので、そのまま大事に置いてありますが・・この単結晶の様子が特別なものだから、またいつか仲間たちを迎えようと思いつつも、仕入れに出向くと少しずつ減っていくのをいつも見つめていました。先日、取引先の業者さんへ行って、アイコンタクトした時には迷いなく、それも最後に残っていた2つを一緒に迎えることに。

以前、リュミエールに出したりサロンにあったものと比べると、やはりサイズが小さい。けれど、リュミエールでご紹介した幾つかもご縁の深い方たちのところへ行き、サロンで割れてしまったひとつとの繋がりも感じながら、4年経ってもなお残ってくれていた二つを感謝とともに、私物として迎えました。

2013年当時、確かちょうど地中海のマーラ(マリアエネルギーの源泉がレムリアに降下し、地球物質界にもたらされたもの。多くは海に眠っている・・アルガンザの『レムリアントランスミッション』ページ参照下さい)の痕跡についてワークするようなことがあり、出会ったのも偶然ではないタイミングだったと感じています。今はもうシチリアでも採れない、オールドストックとのことでした。ミュンヘンショーならではかもしれません。

ヒマラヤのアースシードライトや、マスターウラルTMも、2015〜16年の石巫女で、それぞれヒマラヤ、ウラルのワークをした直後に日本に入ったというご縁。パタゴニアのクオーツもそうでした。アルガンザのアースワークは常に、本当に有難いことに、鉱物界と、背景にあって自然界をも司る地球のマスター界、そして地上で石たちを「発見」し「見出し」「運んで」来てくださる方々、もちろんお客様がたとも、常にシンクロして事が運んでいきます。

この結晶たちと出会った印象深いミュンヘン仕入れ、ちょうどカレッジが始まっていて、一期生の皆さんと入荷した石たちを眺めていた4年前や、サルファーがロフトで割れた2年前・・カレッジ2期を終えて夏に確か、「ヒーラー仕事をする上でアストラルからメンタルへの移行」を決意し、それにより起きた出来事など、いくつかの場面を思い出しながら、このサルファーたちを眺めていました。




そうそう。トップに載せた写真は、メテオライトのプレートの上に乗せていますが、互いに細粒のような高周波を出すので、上に乗せたらばシナジー効果で余計に高まって、「すごいすごい」と喜んで数日、このまま置いていました。そしたら、先日サルファーをどかしてみたら、メテオライトに変化が起きていて・・・硫黄の成分が、鉄分と反応したようで、ピッカピカの美しいメテオライトの表面が白く濁った感じに。

「きゃー!!」と慌てて、閃いたままに「アレッポの石鹸」(大好き)で表面をこすったら、硫黄の影響はきれいに消えました。むしろ全体が前よりもピカピカに(笑)。良かった・・・・・でも気をつけよう。鉱物はそれぞれ成分を持っているということ、忘れてはいけませんね。。。メテオライトも鉄なので、濡れたままにしておくとサビが出るそうです。私はプレートとリング2つを愛用しています。普通にしていれば大丈夫ですし、濡れてもちゃんと拭けば(コーティング処理はされているので)差し支えないですが、コーティングなしのアイテムや、濡れっぱなしの状況は気をつけてください。

そう。そして割れやすい石は、万が一地震が来ても、落ちないところがいいですね。今度のサルファーたちは、気をつけなくちゃ。

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さて、サルファーと、アイアンメテオライトというと、私の中でテーマは「センタリング」です。揺れない、ぶれない自分軸。今の世の中で、何があっても、周りで何が起きても、ずっとぶれない・ずれない軸を持ち続けている人は、たぶんとても少数派だと思います。頑固、とは意味が違います・・(笑)・・そういうレベル、つまり感情や思考の問題ではなく、エネルギーや、思考よりも深い魂と連動したアイデンティティのようなもの。

そういう意味で「ずれない・ぶれない」人は、映画や物語のヒーローやヒロインになっていますから、やはり特別な人として、取り上げられているくらい、希少だし、本当はみんながその生き方を美しいと思っている、でも出来ないと思っているから、特別な人=英雄として、主人公になるのだと思います。


はい。こちらは「はいからさん」で著名な大和和紀さんの最新作『イシュタルの娘』です。ちょうど16巻が出たところで完結し、我が家でも読み終えたところ。私は同先生の作品は、高校時代に読んだ『あさきゆめみし』に続いて。。という感じで、他は、たぶん子供のころに読んだと思うのですが、『はいからさん』『ヨコハマ物語』など・・それらは余り、覚えていないのです。が、『あさきゆめみし』以来、久しぶりに読みふけりましたね、この作品。

「母が娘に教えたい昭和の日本が誇る少女マンガ」シリーズが我が家にはありまして(笑)『メイミーエンジェル』『あさきゆめみし』が特におすすめなのですが、なぜか突然に去年、「Amazonの天使」が「あなたにおすすめ」でこの『イシュタル』を提示してきました。当時ちょうど、理由は忘れたけれど戦国から江戸への切り替わり、のようなテーマを思考していたところだったので、ふむふむと思って娘と一緒に読むことに。

戦国時代の豪華な顔ぶれと、大河ドラマ等でおなじみの主だったエピソードが、小野於通(おののおつう)というヒロインの視点を通して展開されるので、そのあたりの歴史が好きな方にはなおさら面白いであろう・・信長、秀吉、家康から家光や春日局、その時代に出てくる有名人、浅野三姉妹や細川ガラシャ、おね・秀吉の妻妾たち、真田兄弟、利休や出雲阿国などなど、オールスターです。

幼いころの信長との関わりや、秀吉と淀の治世から大阪落城まで、そして江戸の始まりや家康・秀忠・家光の徳川三代までの変遷、同じく京都の天皇家・公家がたとの絡みも描かれていて、物語としても非常に面白いですし、源氏物語を扱った『あさきゆめみし』もそうでしたが、スピリチュアリティ、サイキックなエピソードや人物も登場するので、勉強になる・・・ことも。ヒロインの「お通(つう)」さんがそもそも、オーラや人の未来や霊的なエネルギーの流れを感じる人なのです。印象深かったエピソードは、

お通さんの大事な人である公卿の近衛信尹が秀吉に恨まれ、秀吉だけに生き霊が強くて倒れこむ場面があったり、秀吉の後継者である秀次が悪霊に取り憑かれて堕ちていくエピソードなど、この分野を深く知っていないと書けないようなリアルさを感じ、またその場その場でヒロインのお通さんがどう立ち回るか、そしていつもお通さんを助けている謎の反物質?な聖者というか、、性別年齢不詳の(たぶん)高次存在が物質化した方が居るのですが、その方が陰陽師のようにそれらの霊障にあたる様子なども、勉強に(?)なりました。

戦国の大変な時代の激流の中、そういったオドロオドロしい場面に汚されることもなく、どこまでも凛と強く潔く、そして当時には異例の「書家」という才能だけで時代のハイソな人々に「師」として迎えられ敬愛され、重用されて、時に権力者たちに影響さえ与えながら、激動の時代を生き抜いていくという、まさに単に主人公ではなく、英雄的ヒロインとして描かれている。

そしてこの揺るぎない女神的原型を持ったとも言えるキャラクターゆえに、『イシュタルの娘』なのだと思いますが、15年前に書いたAmari 拙作『ハピの巫女姫』の主人公であるセイレンと、とても似たものを感じました。というより、こういう状況ならばどうする、という思考回路や行動のパターンなどが、ほとんど同じと言ってもいいかも。

「恐れではなく愛」で、選択をする。とか、ハイヤーセルフつまり女神が懸かると怖いものなしで、男性性が繰り出す暴力性や時代の残酷さなどにも果敢に飛び込んでいく。そして様々なエネルギーを感知するだけに、人の本質を見ることで、相手が権力者であろうと何であろうと、その本質に対峙しようとする。ゆえに、普通の人では出せない結果を出すことが出来る。。。から、時に歴史を変えるような奇跡を起こす。

世間の潮流や、三次元的な損得や利己のジャッジメントや価値観、周囲で起きるアストラル(感情)や風潮レベルの多数派のエネルギーなどにも、まったく毒されない。ただ自分を生きていく、ゆえに危険を伴うことも、敵を作ることもあるけれど、結局はその神がかった自分軸で、大きな力を繰り出し現実世界に影響を与えていく。。。これぞ究極の自分軸。これが出来るということは、ハイヤーシステムとの(神智学的にいえば)『整列』が出来ていて、(カレッジ的に言えば)アンタカラナとメタフィジ筋のたまもの(笑)。常に自分がどうしたいか、は、揺るぐことが無い。

もちろん人であるから、嘆くことも恐れることもある。が、必ずスイッチが入り、「為すべきことを為す」・・・関わった人は、時間差でようやく何が起きたか、ヒロインが何をしようとしていたかを知り、自らの利己的な態度や生き様に愕然としたりする。こういった女神性の強い人は、本当にいらっしゃるなあと思っていた日の夜、つい先日ですが、なんとなくパチっとテレビを付けたらNHKでオードリーヘプバーンの番組をやっていて、「そう、この人も」と思いました。関係者の証言からも非凡さや卓越した精神性、佇まいや人への自然な配慮・優しさが、ほかの大女優たちとはまったく違っていたと。。

「人は この地上において どこまで聖性を生きられるか。」

実はこれは、若い頃から私が興味を持ち続けているテーマです。そして四十代半ばに差し掛かりもすれば、人生の本題に向かっていくという流れも自然と、やって来る。これからはきっと、このテーマを探求し続けていくだろうと思っています。研究、執筆を通じて。


今日はこのくらいで。アルガンザのサイトを手直ししています。また来年からの講座の予定などもそろそろ出て来そうです。また近日のうちに次の記事にて、お知らせします。

Love and Grace
Amari

2017年11月7日火曜日

To learn is to change --- 学ぶことは、変わること。



Line で発行しているメルマガ『Blue-m 通信』で、エピソードを書かせて頂きました、アメジストエレスチャル。1キロ弱ありまして、このファセットの不思議な波紋状の侵食痕ゆえか、ベータを思わせる両垂形状ゆえか、周囲にエネルギーの波が広がり、近くに居ると目がチカチカ?します。

最近はいろいろと想いが巡るうちに、うちの石たちを紹介しようではないかという気になりました。石に寄せてのお話はまた後ほどすることにして、先日自分の「チベット僧院での過去生」を書いたら、思い出して、久しぶりに見ていた映画についてお話ししようと思います。

1993年公開、『ラストエンペラー』他で著名なイタリアのベルナルド・ベルトルッチ監督作品。当時リアルタイムで見て、印象深い映画のひとつでした。去年、星巫女クラスのDVD 鑑賞(映画分析)で取り上げようかな?と思って20年以上のブランクを経てDVD を買って見てみたところ、やはり良い映画だなと思って。星巫女では結局取り上げませんでしたが、また1年振りに見て、いろいろと感じ入るところ、新たに気づくことなども。

ベルトルッチ監督はヴィジュアルに非常にこだわり、イタリアの監督らしいシュールで美しい映像を撮る監督です。坂本龍一さん(音楽)と組んで、「東洋3部作」として『ラストエンペラー』『シェルタリングスカイ』に続いて制作されたのがこちらの、チベット仏教を扱った『リトルブッダ』でした。

制作された当時、アメリカでホットな都市として注目されていたシアトルを、ブルー系のフィルターで写し、チベット・・は占領下なので、ラマたちの亡命先であるブータンやネパールのカトマンドゥ、僧院などを赤で。そして作中に挟まれる3000年前のブッダの物語を黄色&ゴールド系の色で描くという、美術効果としても非常に引き込まれる美しさを放つ作品です。「欧米の子供たちでも仏教の特徴を理解できるようなシンプルな物語に」という監督のコンセプト通り、ストーリーはとても分かりやすく、「三部作」の他の2作とは、そういう点では全く別物。

少し斜に構えていたというか、難しいものや、スパイシーでややデカダンなものを望んでいた21歳当時の私には、物足りなく感じたものでしたが・・・監督があえて易しいタッチで作った映画の中に、深いものがたくさん込められているということに、20年以上を経た今、素直に感銘を受けました。改めて・・・難しいものをシンプルに、易しく語ること、言葉や入り組んだ作りではなく、色や音楽やちょっとしたカメラワークや撮影の視点によって、大人向けの重厚感のある要素が表現されていることに、今ようやく気づくのでした。すごいな、イタリア、スペイン・・の映画は独特の濃密な大人っぽさを感じますが、歴史の重みに由来する、国民性もあるのかもしれない。

うん、、ベルトルッチ監督は、当時・・20代前半から好きで、よく見ていました。この作品にまつわるインタビューもどこかで見ましたが、劇中劇のシッダールタを演じているキアヌ・リーブスは、水とオレンジだけを食すというダイエットをして、かなり減量して、覚醒前の修行中のやせ細った行者姿のブッダを演じています。キアヌのブッダの美しさも見どころのひとつ。

 こちらはBefore で、まだ世間の世知辛さを知らない、若い王子のシッダールタ。その後、この世に老・病・死があることを知り、ショックを受けます。そして、人々をそれらの苦しみから解放する者に自分がなるのだと感じ、お城を出て修行者となる。


こちらがAfter。菩提樹の前で瞑想を重ねていると、数々の試練が来る。魔王の化身したものが次々と、瞑想の邪魔をしに来るのです。そして最後の最後で現れたのが、自身と同じ姿をした自身の「エゴセルフ」でした。

ブッダ:「やっと会えた。建築者よ。お前の家はもう要らない。」
自我:「私がお前の家だ。お前は私の中に住む。」
ブッダ:「お前は幻想である。大地が私の証人である・・・」

このやり取りの後、ブッダと同じ姿をしていた「自我」は魔王の姿に戻り、あえなく退散し消えていきます。自我の消滅・・・これにより彼は覚醒を果たす。

そこで、ラマ僧の声が子供たちに読み聞かせる形で、ナレーションが入ります。

『こうして彼は彼自身の感情、つまり喜びや苦しみや、他人に左右されない安らぎを得たのだ。』

悟り・・覚醒という難しい事柄を子供向けに、それも仏教の下知識の無い欧米の子供にも分かるように、そのように表現している。お陰で、悟りや覚醒というと引いてしまう我々、まだまだこれからのメタフィジストたちにとっても、響くのではないでしょうか。感情、、苦しみだけを排除するのではなく、「喜びや苦しみでアップダウンする感情という仕組み」そのものからの解脱、ということ。そうであれば幻想の世界で一喜一憂したり他者や周囲を気にすることも無く存在する者となる。

サンスクリットで自我は「アハンカーラ」、そのままの意味は「私を作るもの」。これが「建築者」なのでしょう。映画ではそのまま「Architect」と呼びかけていました。

それから、もう一つ、今回改めて見ていて強く響いた言葉がありました。それが今日の記事のタイトル。「to learn is to change」(学ぶことは変わることである)と、シッダールタが他の修行者たちに語りかける場面があります。けれど頑なに自分たちのやり方を続けようとする修行者たちは、ブッダが悟りを諦めたのだと思い、ダメだこりゃと去って行く。

学ぶことは、変わること。

その通りだと思います。学び続けることは、変わり続けること。固定されたメソッドや、人から提示された知識ではなく、基本のエッセンスを身につけ、その基礎を繰り返しながら、常に、自分自身で体験し、気づき、自己が幻想として仕掛けている制限を外していく。=変化していく。その積み重ねで、現実がその都度、創造され、展開していく。変化を起こしたエネルギーは自身の力となって、蓄積され、また自分を強くしていく。

自分が強くなれば、知恵が深まれば、自分の居る現実、自分の見る現象・・正確には、単に現象ではなく現象を識別する自分自身の意識が、変わっていく。世界の意味が変わっていく。

変わることを恐れていては、学べない。

学んだとしても、学びきれない。頭での学びで終わってしまい、知恵にならない。エネルギーから、現実レベルまで、変容を響かせることにならない。ただ、知識の引き出しが増えていくだけ。

まるで雪がたくさん降り積もった日の朝に不意に訪れた晴天のような、清々しさと共に見終えました。おすすめです。宜しければ、見てみて下さい。

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最近思ったこと。

そもそも人が人と関わるとは、エネルギーの奪い合いそのものだと言えるのかも。親子だってそう。夫婦だって。赤ちゃんなんてミルクを飲むのだから、本当にヴァンパイア。母乳の原料は、お母さんの血液なんだもの。。。(笑)

こんなことがまた、見え過ぎてしまい、「この世界の切なさ」を改めて感じたのでした。自分からはせめて、人から、奪わずに生きていられるようにと、いかにも・・ではなく、一見わからないやりとりからも、相手からエネルギーを自分が取ってしまうようなことにならないよう。

そして個人的に思うのは、いわゆるsustainable、持続可能な世界をこれから整えていくには、奪い合うことで成り立っている今の人間社会のあり方ではなく、与え合い、恵み合う仕組みを作っていかなくてはと。ただ、道のりはそんなに簡単ではなく、日頃の生活、普通の人々の普通の世界の中にも、「奪い合い」がごく当然のように浸透していると感じます。ビジネスや、肉食や、家族のあり方など、あらゆること。相手の為を思って機能すること=利他の精神で積み上げられた社会にならない限りは、「奪い合っている」人類のあり方が終わらないと思うのです。

アメジストエレスチャルがパワフルなのでしょう。
秘蔵していて、誰にも見せたことのない、レーザーをお見せしたくなりました。



非常に頼もしく、居るだけで心強いマスターのひとつです。消えることのない光を灯し続けてくれるかのようです。

今日、ある人が言っていました。
「野菜は、どこに持っていって種を植えても同じ野菜が出来るなんて、凄いな」

そう。種はソウルシード。
人の魂は変えられない。エゴがどのような家を建て、どのような装飾をし、家の主人のような振りをしても。ソウルはずっと同じソウル。同じ光を放ち続ける。雲に隠されても、太陽は、太陽。ずっとそこに在る。


今日はこのくらいで。
リュミエールでは神殿ソフィア始め、up作業を進めています。また覗いて下さい^^

各クラスや来年度の募集状況など、そろそろ出したいと思いますが、また次回に。

Love and Grace,
Amari

2017年10月27日金曜日

『善に強く』サットヴァで生きる




運命の出会い。
・・と感じることが、石はよくあります。

去年のミュンヘン由来のクンツアイト私物。そして、今年のサンマリー由来から入荷していたアクアマリンのうち、色で選んだ(私物の)1点でしたが、ある日並べてみると、形や磨き方がそっくり。同じ職人さん、同じ工房の手によるものだったのか。。それにしても、他の個体ではなく、これらだけが、それぞれ、このフォルムをしていたのだから、すごい偶然。もちろん必然。運命を感じます。

クンツアイトは光に溢れていて、本来ひたすらに優しいものが、無垢なまま地上に届いているゆえにパワフルという感じ。地上用に翻訳されていないそのままの光という印象。アクアマリンなどベリルは、人の手・・というと変だけれど、鉱物界に物質化するにあたって、意思や意図が「存在」レベルで入っているような感じがする。だから、こうして並べていて、色もお似合いだし、形もそっくりだけれど、やっぱり伝わってくるものは違う。

クンツアイトは、スポデューメンの仲間です。
こちら(下写真)は、出会った時は美しいブルーグリーンでした。ヒデナイトに入るのかな。ブルー系やイエロー系のスポデューメンは、日光や蛍光灯でも色が変わっていくことは知っていたけれど、敢えて自然に任せてみて、数年。今ではシャープなアイスブルーに。光の塔のようにも見える。このスポデューメンに寄せて、最近想ったことのひとつを、綴ってみようと思います。



『善に強く』
私は19歳から29歳までの10年間、仏教徒をしていました。先祖供養を真面目にやっている、現実もしっかり生きながら、親を大切に、女性は男性を立てて半歩下がって、など、儒教的な人間力(←が、まだ若い私には受け入れにくくもありましたが)、穏やかな優しさを説く、平和的な信仰でした。怪しさ、汚れたところもない。。とはいえ、信仰では幸せになれないことを悟ってのリタイアでした。

そこで培われたもの、自主的な修行や実践で身についたことは、ヒーラーになってから、とても力になっていると感じています。スピリチュアルな世界での落とし穴や、低次エネルギーのあり方と影響、光と闇の攻防が実際に存在していること、信仰者として何が危なくて、どうあれば成長していけるのか、そして現実を生きる自分の糧としていけるのか。信仰というスタイルではなく、元はインド哲学の一派である仏教は、今思えば、ニューエイジとなんら、変わらない。つまり、宇宙のエネルギー法則から始まっている。

もともと、19歳で仏教を信仰することになったキッカケのひとつは、当時話題になっていたシャーリーマクレーンの「アウトオンアリム」でした。『宇宙という大きなシステムそのものが神である』と子供の頃からなぜか思っていたので、シャーリーの語る世界と、ニューエイジなるもの、そして仏教は、私の水瓶座の頭(垣根なし)では、素直に抵抗なく融和しました。ただ、真理をどう語るか。そしてどう実践していくのか。は、さまざま。信仰、、という形態では、私自身は満たされることがなかった。

人にリーディングを受けるという経験は非常に少ないのですが、その最初の機会・・今から14年前くらいでしょうか。チベット僧院で、聖者として半ば幽閉されるように生活していた少年だったと教えて頂き、仏教との縁がわかり、またそれによりカルマが解けたのか、そのリーディングから帰宅したら、信仰を完全に辞めることを決めた瞬間がやってきました。

最近、瞑想していたら「やっと僧院から外の世界に出られたのだから・・・(もっとしっかりやらなくちゃ、、みたいなニュアンス)」というソウルの声を、独り言のように心で呟いていて、自分でハっとして、笑ってしまいました。そうそう、、今はこういう形で、目的は一緒で、何度生まれてもいつも一緒で、けれど資本主義で民主主義の日本という土壌で、封建制もない時代で、自由な一市民として、「それ」をやっているのだから、もっと、やれることがあるだろうというような相談?を、自分の中で魂とやっていたような感じでした。夢をもって奮闘して破れるとか、シングルマザーで実生活に追われるとか、魂はやってみたかったのだろうな。体験を積み、そしてそれらの体験をうまく活用しながら、人生の本題へ入る。

『私は人類を自由にするために存在している』
クリシュナムルティは、そう語っていました。

人間はみな其々、ワンネスの世界に貢献するための魂の役柄を、用意しているのですよね。ただ、そこに辿り着くまでに、たくさんの邪魔が入る。そんなことをしながら、生まれ変わり、時にコースアウトし、しばらく戻れなくなり、やっと戻って、また逃げたりと、体験を積みたいだけ積んで、ソウルセルフと共有していく。そうこうしているうちに、コースアウトする(いわゆる自由意志を行使する)ことにも飽きてしまい、それをしない人生、という設定を、いつかするのだと思います。

仏教徒時代によく、耳にした教えのひとつに、『善に強く』というのがありました。人間が生きる世界は、悪が31層、善が32層で、1層だけ善が強いことになっている。それくらい、競り合っているいわゆる二元性の世界、というのがここ最近の・・アトランティス人種期からの・・・作りになっている。人類は常にこの二つのエネルギーの間を揺れ動き、最後の1層だけ強いはずの光に、寄っていなくてはならない、ということなのでしょう。けれどそれは絶対的な世界の有り様ではなく、自分の中に揺らぐ二元でないシステムを作れば良いわけです。ニューエイジ的に言うと。

「悪」というと大げさに聞こえますが、愛ではないもの、生み出す力ではないもの、と考えると、ネガティブな感情や思考、不安や恐れなどなど。仏教でいう煩悩、欲や利己に根ざしたネガティブな要素のすべてがそれだと、感じてみてください。やはり日々、揺れ動いていることと思います。自己不信や、他者への心配、批判精神なども含めて。足を引っ張るような社会通年や他者からの影響に心や行動を左右されることも。

それらに負けない人であれ、という教えがその『善に強い』という言葉に込められていて、善といっても、三次元の誰かが決める善悪ではなく、宇宙的な善であると私は受け止めていました。それは、やはり愛とか、自己や他者を育み育てていくエネルギー、調和に通じるものを創造していく力であると思っています。日本語の善というと、どうしても二元論に聞こえてしまうのですが、個人的にこれは、インド哲学でいう「サットヴァ」だと考えれば良いでしょう。

善性。純粋性。穢れがないこと。

または、神道でいう「清き直き心」。

冒頭に書いたクンツアイトについての文章のように、純粋性がそのまま降りて来ていて、この世界に翻訳されることのないもの。ゆえに、二元の善悪を超えているもの。宇宙的にいう善、が、なぜかイメージ出来る。みんなどこかでそれが何であるか、知っているのではないでしょうか。

以前、アーユルヴェーダの講座に参加した折、本格的にインドに学びに行かれているようなヨーガの先生が参加者に多かったのですが、「サットヴァを高めて・・・」なんていう会話が、普通に休憩時間に聞こえて来たりして、アーユルヴェーダもヨーガも、同じ一連の宇宙観のもと、人間に生まれてサットヴァを高めていくことを、説いている。医学であるアーユルヴェーダでは、サットヴァを高める食品などもある訳です。

『善に強く』

そうあるためには、何が善で、何がそうではないか。を知らなくてはならない。自分の現実の中で、動いているものが、エネルギー次元で何であるのかを、感じられなくてはならない。メカニズムを知ること、体感や直観で紐解き、対処できることをマスターし、善に強く生きることで、魂の本来の地上での顕現が開花する。



私物のロシア翡翠と、リュミエールアイテム(Up済みのチューライト)
似合うと感じて、一緒に記念撮影。

今年の秋のエネルギーはかなりなもの。
普段ならば大丈夫な人も、足元を掬われそう。巧妙に仕掛けられて来るから、表向きや頭で組み立てた理論では、見破れないし、取り込まれてしまいそう。自分の弱さに負けない為には、無いことにせず、それを見つめるようにしよう。自分自身を見ないようにするために組み立てた世界に漕ぎ出していったら、その先の現実創造では、歯車が乱れてしまう。

善に強く。ただひたすらにそれをメッセージとして。

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GAT のアクアオーラ、初登場!up準備中

ハロウインですね。
我が家にもハロウインメニューのごちそうや、スイーツを導入してみました。Arganza のインスタグラムに載せたので、よかったら覗いてみてください。

さて!

Arganza からお知らせです。

星巫女のラスト、2018年春からの日曜日に設定したクラスが、おかげさまで定員マックスの4名になりました。平日希望のお声もあるので、新たに木曜日クラスを設定しようと思います。2名以上で催行となります。気になっている方は、ご検討ください。

石巫女もまだ、受付可能です。こちらは土曜日のクラス。定員は4名です。

どちらもカレッジ卒業生を対象とするマスタークラスですが、1月からのカレッジSS特別クラスに参加できる一般の(カレッジ未参加の)方も参加可能です。クラス受講までにカルナレイキ修了の必要もあります。

アルガンザの旧メニューインデックスから、
各ページへお入りいただけます。


11月はカルナレイキ日程をリクエストにより、3種、設定しています(笑・カルナ月間です)。そのうち、2日連続でご用意している28(火)29(水)のプラクティショナー1・2、あと1名入れます。ご検討ください。今年度いっぱいは、カレッジやスクール生ではなくても、初めての方でもご参加いただけます。

来年4月からの新しいスクール「エコールドアルガンザ」の、メインコースとなるインテンシブマスターコースは、ご希望から木曜日に1クラスを設定しました。あと1〜2名入れます。こちらはエナジーワークが全く初めてという方にもご参加頂けます。今後のアルガンザのスクールのメインになり、様々な講座や伝授はその卒業生が対象となります。レイキファースト伝授から始まり、途中カレッジの内容も含まれ、1年で卒業です。


ではでは・・
今日はこのくらいで。

台風予報もあるようですが、お元気に週末をお過ごしください。

Love and Gratitude,
Amari